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2017/06/26

愛ゆえに(Aus Liebe)

         

個人的なことですが、

蟹座で新月を迎えた

先週土曜日に、

マタイ受難曲の演奏会が

無事終了しました

 

 

本当にたくさんの方々に

来場いただいた上に、

 

 

私のブログを読んでくださった方で

ご来場いただいた方には、

本当にありがとうございます!)

 

 

ご指導をしてくださる

マエストロからも、

今日は素晴らしかった

と有難いコメントも

いただき最高でした

 

 

 

今年前半で、

最も大きなチャレンジで

自分が試された

という意味では、

 

 

普段の仕事とは違う

知力や筋肉を使ったことで、

新しい学びがいっぱい

ありました。

 

 

途中で参加したので、

他のメンバーよりも

練習がずっと短かったの

ですが。。。

 

 

電話帳のような楽譜は

この半年で書き込みが

いっぱいになり、

使用感もたっぷりに。

 

 

私の宝物です

 

IMG_5467

 

前回のブログに書いたように、

本番では泣かないようにしよう、

と思っていましたが、

 

 

ソリストの方々の歌声が

あまりに美しかったこともあり、

うっかり、うるうるして

しまいました

 

 

舞台の上で、

鼻水を垂らさないように

すすらないように堪えるのが

大変だったです(笑)

 

 

 

マタイ受難曲の大好きな部分は

いっぱいありますが、

前回も書きましたように、

 

 

私が今回、

最も学びが深かったのは、

 

 

「Aus Liebe」

(愛ゆえに)

 

 

の意味と

こころのあり方です。

 

IMG_5468[1]

 

受難曲というタイトルが

付いていることからわかるように、

演奏時間が3時間に及ぶ

この曲は、

 

 

イエスが身内の裏切り、

嘘、不正な裁判、ムチ打ち、

晒しもの、最後には

死に至る処刑といった、

 

 

人として、最もつらく、

希望を失ってしまうような

困難を

 

イエスはすべて受け止め、

許し、死に至る姿をもって、

 

 

逆に、人が本来内包する

愛のあり方、強さを知り、

信仰を深めることが

目的とされています。

 

 

私たちは、普段、

人のために命を

差し出すことは

出来ません。

 

 

しかし、

愛の力があれば

(Aus Liebe/愛ゆえに)

それができる。

 

 

 

 

それをこれだけの

ストーリー、そして、

音楽、芸術にしてしまう

バッハ、そして、

キリスト教の歴史は

本当に興味深いです。

 

 

Aus Liebeのアリアは、

下のリンク↓で聴けますので、

少し聴いてみてください

 

 

このAus Liebeの部分は、

イエスがユダの裏切りによって

捕らえられ、広場の群衆前に

引き出されたとき、

 

 

ローマ帝国の

属州総督のピラトが、

イエスの犯した罪を

問いただすのですが、

ひとりの女性が

 

 

「この方には何の罪もなく、

ただ、私たちのために

死のうとされています。」

と答えるアリアです。

 

 

このAus Liebeを

ソプラノのソリストの方が

歌われるたびに、

 

 

私はイエスの置かれた

哀しさと憐れみで、

胸がいっぱいになってしまい

いつも目がウルウル。

 

 

この次のシーンで

「イエスを十字架に掛けろ!」

と愚かな群衆となって

叫び歌わなくてはいけないのに、

切り替えがいつもギリギリで、

苦労した場所です。

 

 

Aus Liebeは、

40秒ぐらいからどうぞ。

リコーダーとともに、

はかなく、哀愁もあります。

 

Aus Liebe will mein Heiland sterben.
von einer Sünde weiß er nichts.
daß das ewige Verderben
und die Strafe des Gerichts
nicht auf meiner Seele bliebe.

愛ゆえに私のイエスは
死のうとしておられます。
何の罪も知らない方だというのに。
永遠の滅びと
裁きの刑罰が
私の魂にとどまらないように。

 

 

このイエスの受難は

決して、理想化された

物語ではなく、実は、

私たちの物語でも

あります。

 

 

 

私たちの周りには、

毎日、悩みや苦しみがいっぱい。

決して、良いことばかりでは、

ありません。

 

 

でも、

 

 

私たちの中に、

その苦しみや悩みを、

跳ね返す前に、手のひらに、

ちょっと受け止めて、

 

 

そのために自分が、

何を差し出せるのだろう、

何ができるのだろう、と

思ってみると、

 

 

今まで気づかなかった、

心の奥底に眠っていた、

温かい気持ちが、

そっと胸にこみ上げてきて、

胸がいっぱいになります。

 

 

その温かさこそが

実は、最も尊い愛なんだよ、

ということを

 

 

マタイ受難曲は

バッハの美しい旋律とともに

教えてくれました。

 

 

実は最近、

マタイ受難曲に出会ってからは、

私は何か苦しいことや

辛いことがあると、

 

 

ムチ打ちのシーンや、

罵声を浴びせかけるシーン、

重い十字架を背負うシーンや

弟子が去ってしまう場面など、

 

 

その苦しさと似たような場面の

音楽が頭の中に、

まるでBGMのように、

流れて来るようになりました(笑)

 

 

 

しんどさが音楽や効果音に

置き換えられると、ちょっと面白く

それだけでも気持ちは少し

ラクになるのですが(笑)

 

 

さらに

気持ちを切り替えて、

このAus Liebe(愛ゆえに)の

アリアを思いだすと、

 

 

なんだか胸の中が

何か温かくて柔らかいもので

いっぱいになって、

 

 

それまで握りしめていた、

苦く、苦しい感情、

恐れや不安が

するすると溶けるよう。

 

 

 

宗教曲って・・・

学校では音楽として学び、

聴いていましたが、

すばらしい癒しなのですね!

 

 

きっと、

皆さんの中にも

宗教曲でなくても、

そんな音楽があるのでは

ないでしょうか。

 

 

(アマナマナの

The Blessing Voice

よくそんな感想を

いただきます)

 

 

 

ちなみに、仏教にも、

修行で弱っていた

お釈迦様のために、

 

 

自ら火に飛び込み、

自分の身を焼いて

お釈迦さまに捧げる

ウサギのお話があります。

 

 

(お釈迦さまではなく

旅の僧の姿をした帝釈天

という話もあります)

 

 

チベットでは、

温かい愛と慈悲の喩えを

温かくトロトロと

途切れなく流れる

甘露(かんろ)で

表現しています。

 

 

 

世界中にそれぞれの

土地や人々や暮らしに合った

愛の表現方法があり、

 

 

私たちに、心の底に誰もが

愛を抱き持っていることを

教えてくれている。

 

 

私たちがその愛を

日々実践しないで、

一体何をこの世でする

というのでしょう。

 

 

たくさんの気づき、

たくさんの愛を、

この新しいチャレンジで

学びました。

 

 

本当に本当に、

ありがとうございます

 

 

そして、

ここまで読んでくださって、

ありがとうございます

 

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