ブログ内検索:
2010/08/02

ダラムサラ! その11 メンツィーカンで全人生を知る

         

インドには

アユール・ヴェーダが、

中国には中医学がありますが、

チベットにも伝統医学があります。

 

 

その伝統医学をになう

メンツィーカン

(チベット医学暦法研究所
とも
チベット医学暦法学大学
とも訳されます)  

が、ダラムサラにあります。

 

t02200165_0800060010671492928

 

長男を妊娠・出産後から、

さまざまな自然療法に

触れる機会が多かった

私としては、

 

 

チベット伝統医学を担う

「メンツィー・カン」に

お邪魔するのも、

密かな願望・・・

 

 

個人的には、以前、

ネパールとチベット

(青海省玉樹)で、

 

 

3度ほど「アムチ」と

呼ばれるチベット伝統医に

お世話になったことがあり、

脈診、舌診、

 

 

果ては、

さまざまな要因から、

現代医療とは全く違う

そのアプローチに、

 

 

ずいぶん惹かれ、

チベット人コミュニティを

訪れるたびにアムチにも

訪れてていたりして・・・

 

 

その医学体系が

集積されているのが、

「四部医典」。

 

 

 

もとは経典です。

そして、それを

絵解きにしたのが、

「四部医典タンカ(仏画)」です。

 

 

 

たとえば、

これは薬師如来ご登場の第一章。

t02200266_0413049910671498204

 

 

瑠璃(ラピス)の光を放つ

薬王と王国が描かれている、

非常に美しいタンカです。

 

 

チベット語が読めない私は、

その仏画の示すところを

理解しようと懸命に

にらめっこしたものです。

 

 

この妊娠出産の項目以外は、

よく分からないことの方が

多かったのですが・・・

t02200268_0500060910671498205

 

※この妊娠出産のタンカは、

私どものギャラリーで

ご覧いただけますので、

ご興味のある方は、ぜひ!

 

 

アムチにも、不思議な

複雑味のする丸薬にも

興味をいただきつつ、

 

 

 

今回は、

これまでと趣向を変えて、

メンツィーカンが

アプローチしている

もう一つのカテゴリー、

 

 

「暦法」

 

 

いわゆる、

アストロジー(星占い)の

扉を叩いてみました。

 

 

・・・というのは、以前、

チベット人ファミリーと

話をしていたら、

 

 

「チベットでは、

生年月日と時間で、

その人が担う運命が

分かるんだよ」

 

 

という話を

聞いたことがあるからです。

 

え・・・?!

 

 

自分の人生が見えるって、

なんか、スゴくないですか?

 

さっそく、

メンツィーカンの本館まで

歩いていくことに。

 

 

 

 

しかし!その日は、

ダラムサラは真夏のピーカン晴れ

(雨季でもそんな天気の日が

あるんです) 

 

 

 

10分も急な下り坂を

歩いていたら、なんだか

膝がガクガクしてきました

 

 

あぁ・・・

日ごろの運動不足は

怖いですね(笑) 

 

 

その時、

思わず撮った風景はこちら。

t02200165_0800060010671491588

 

ハッキリ言って、

私には道路を歩いていても、

ちょっとした登山!! 

 

 

 

もちろん、

くだりだったので、

下山な感じだった

はずなのですが(笑)

 

 

 

仕方なく、

ちょうど降りてきた

タクシーを拾い、

メンツィーカンへ。

 

 

 

なんだか、

ブーゲンビリアが

咲き乱れていて、

いい感じです。

 

t02200165_0800060010671492455

午後は2時からの

開館を心待ちにし、

暦部門(Astro.Dept.)に入ると、

 

 

アストロジーのタンカ(仏画)が。

そして、壁には、以前耳にした、

全人生がわかるという

ホロスコープの見本!

あ・・・こ、これです!!

 

t02200165_0800060010671489055

思わず、

どもりそうになりながら(笑)、

担当者の方に、

ホロスコープをお願いすると、

 

 

 

なんと、

ホロスコープの完成は、

早くて4カ月後・・・

 

 

 

そりゃそーですよね。

その人の全人生的分析ですもんね。

そんなにダラムサラは

長く居ないので、

受け取りは無理・・・

 

 

 

と、帰ろうとしたところ、

「国際郵便で送るわよ!」とのこと。

料金をお支払いして、

診断していただくことに

なりました。

 

 

 

その場で見ていただける

と思っていた子どもたちは・・・

ちょっと肩すかし?! 

 

 

 

でも、

「敷地内に博物館もあるし、

ちょっとそこで、

チベット医学を

勉強しますか・・・」

と思ったのですが・・・

 

 

 

おっと。子どもたちは、

メンツィーカンの受付の

お姉さまに気に入られて

なかなか出てきません(笑)

 

t02200165_0800060010671492928

ちなみに、チベットでは、

どこに行っても、

子どもは自分の子のように、

かわいがられます。

 

どこに行っても、

子どもたちは、

すぐ誰かと一緒に

姿を消してしまいます・・・

 

 

が、しばらくすると、

どっかから、楽しそうな

話し声や、笑い声が・・・

 

 

 

それを気にしない

親も親ですが、ホントに、

人々はフレンドリー

 

 

子どもたちが

メンツィーカンの

お姉さま方にかわいがって

いただいている間、

 

 

 

親は、丸薬の材料から、

製薬過程、そして、

解剖学から病理、製薬法まで

描かれた巨大な

医学タンカ群などを

たっぷり時間をかけて

見学できました。

 

 

 

え・・・?

子どもですか?

 

 

 

彼らも、結局、若くて、

かわいいお姉さま方の手引きで、

一緒にメンツィーカン博物館を

見学です。

 

 

 

彼女たちとデレデレしている

子どもたちをみて、

夫は、きっと、

 

「けっ!親より、

いい思いして・・・」

 

と思っていたに

違いありません(笑)!?

 

なお、医学タンカは、

かなーりグロテスク。でも、

子どもたちは、そんな絵でも、

写真とは違う、リアルな

人間らしさに惹かれたのか、

なかなか展示室から

戻ってきませんでした。

 

 

小さな目は、

一体、何をみて、

なにを感じたのでしょうか・・・目

 

 

 

 

この記事を読んでいる人は他にもこんな記事を読んでいます

    該当記事はありません