2016/03/15

第13回 薬剤師 高橋史恵さん

         

今回は、薬剤師であり、現在は新薬の開発に関わるお仕事をされていらっしゃる高橋史恵さんにお話をお伺いしました。お務め先がギャラリーのそばということで、アマナマナとのご縁がどのように深まっていったのか、またご自身のチャレンジの旅のお話などを聞かせていただきました。

薬剤師 高橋史恵さん

青森県八戸出身。東京理科大学薬学部卒業。薬剤師。
クリスタルボール・セラピスト養成コース修了、フィトセラピーアドバイザーコース修了。
現在は新薬開発のデータ解析に従事。手芸や陶芸などの物づくり、ダンス、そして「歩く」ことといった多彩な趣味を通して自分を磨かれていらっしゃいます。シンギングボールやクリスタルボール、琴、ハープなど、音の振動によって癒される繊細な世界を探求中

シンギングボールにエネルギーと勇気をいただいた。

・会社のお昼休みにふらりとお立ち寄りくださる高橋さま。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか?

もともとは薬剤師なのですが、現在は製薬会社の臨床試験のデータ解析関連に携わるプログラマーとして勤務しています。以前は、データマネジメントの部門で働いていたのですが、そこでデータ解析用のソフトウェアを使うようになり、そこから色々なご縁で、いまの職場にいます。勉強しながらお仕事ができる環境なので、日々色々なことを学びながら、取り組んでいます。

・アマナマナをどのようにお知りになられたのですか?

インタビュー

会社がギャラリーのそば、という不思議なご縁です。

2009年の1月頃から、現在の職場に勤務しているのですが、お昼休みに散歩しようと思い、色々と歩いているときに、こちらのアマナマナ シンギングボウル・サロンの看板を見つけたんです。その日はちょうどギャラリーがお休みの日だったんですけれど、わぁ!となってしまいました。

ギャラリーを見つける前に、先にクリスタルボールを買っていたんです。そこからミッチェル・ゲイナーの「音はなぜ癒すのか」という本を読んで、「あぁやっぱりシンギングボールが欲しいなぁ」と思っていたんです。シンギングボールを鳴らすのを習いたいなぁ・・と。そんなときにギャラリーを見つけて、本当に偶然でびっくりしました。
「音はなぜ癒すのか」の本はもう絶版で、近所の図書館にも貸し出し中で見当たらなかったので、広尾にある中央図書館に行って読んだんです。なので、シンギングボールにつながることが、広尾でつながっていて、それにもびっくりしました。

外の看板を見て、「ネットはアマナマナ、アマナマナ・・」と覚えながらその日は戻りました。
家に帰ってすぐに検索してみたら、とても素敵なホームページだったので、その日のうちにシンギングボール・ワークショップのビギナークラスに申し込みました。

・すぐにシンギングボール・ワークショップにご参加くださり、ありがとうございます。クリスタルボールをお持ちだったので、すぐに鳴らしていただけたのではないですか?

いえ、最初は全然鳴らすことができなくて。もう「鳴れ、鳴れ」とぐいぐい回していました。
ワークショップで丁寧にご説明くださったので、その日は自分に合う鳴らしやすいシンギングボールを鳴らすことができました。

最初のワークショップから1カ月後くらいに、2回目のビギナークラスに参加しました。2回目には友人を2人連れて一緒に参加し、そのときは、色んなものを鳴らすことができるようになっていました。成長したなぁと嬉しくなりました。それから、友人に素敵な変化が起き、とてもよい時間になったんです。

インタビュー

2回目のワークショップに一緒に参加した友人たちとは、その前から「富士山に登ろう」と約束していたんですね。けれど、一人の友人だけ、「私は今年、富士山には行かない」と言いだしていたんです。その友人も含めて、みんなで「富士山に登ろう」と、色々とお買い物をして準備していたのに、行かないと言い張っていたんです。

けれど、みなさんと一緒にシンギングボールを重ねて倍音に包まれたり、私ともう一人の友人が、彼女の頭の後ろでシンギングボールを鳴らしていたら、「あ、すごい、なんだか元気になってきた」と言いはじめまして(笑)。急にやる気がでてきたみたいで、そのあと、無事に女子3人で富士山に登ることができました!ワークショップでエネルギーをいただいたみたいです。

自分自身に向かって祈り、
そしてみんなの笑顔を想像して祈る。

・すごいですね!富士山に登る気合いとエネルギーが入ったんですね。シンギングボールはその日に選んでいただいたのですか?

お盆のときにシンギングボールを購入させていただきました。ちょうど富士山の登山も終わったあとで、お盆に帰ろうかどうしようかグズグズしていたんです。そうしているうちに帰省の切符を買い忘れてしまいまして。さぁ、いざ帰ろうとお盆になったら、もう新幹線の切符が取れなくて、帰ることができなくなったんです。どうしようかな・・・と思っていたときに、ふと、「あ、シンギングボールを鳴らしてご先祖さまの供養に・・・」と思い、ギャラリーに遊びに行かせていただいたんです。

・ご先祖さまに倍音を捧げるお気持ちで、シンギングボールを選びにお越しくださったんですね、ありがとうございます。

インタビュー

ギャラリーは本当にゆっくりと鳴らして選ぶことができるので、たくさん鳴らして、納得するシンギングボールを選ぶことができました。とても満足しています。家で鳴らしているときも、「あぁ、このシンギングボールで良かったなぁ」と思って鳴らしています。

シンギングボールは、以前ほかのチベット雑貨屋さんでも見かけたことがあったのですが、なんか違うんだよなぁと思っていたんです。その雑貨屋さんにあったシンギングボールは、機械で作られたものだったので、実際手に持つと、とても正確に作られていて、こういうイメージじゃないな・・と思っていたんです。またその雑貨屋さんでは、飾ってあるシンギングボールを鳴らせるような雰囲気ではなかったので、音色を味わうこともありませんでした。

ワークショップの、後日改めてシンギングボールを見させていただいたときは、「あぁこれこれ、こういう色だし、この手触り」と思って嬉しくなりました。黒い柄のものよりも、私は金色のシンギングボールがしっくりきました。今、振り返ると、よいタイミングでお散歩したなぁとしみじみ思います。

シンギングボールを鳴らすと、水の波紋が広がるイメージがあるんです。だからその波紋が広がるように、「みんなが笑顔でいられますように・・」と思いながら鳴らしています。
夜、寝る前に奏でることもあるのですが、朝シンギングボールを鳴らすことの方が多いです。
朝、出勤する前に、「ありがとうございます・・みんなが笑顔でいますように・・・」と鳴らしているんです。

・みんなの笑顔を想いながらシンギングボールを奏でる・・とても素敵な朝の過ごし方ですね。

インタビュー

「人が想う力」って、目には見えないけれど、とても強いという話をよく耳にしますので。そんなにそれを信じているわけではないのですが、それなら、みんなの笑顔を祈るとか、やって悪いことはないなと思っています。朝の空気がとても好きなので、まず最初に自分自身に祈って、次にみんなの笑顔を祈っています。朝、シンギングボールを奏でて、そんなふうに想いを広げると、空気も綺麗ですしキリリと身が引き締まります。満員電車にイライラせずに乗るためにも、朝シンギングボールを鳴らしています(笑)。

・別のワークショップである、The Blessing Cardを引いてのライブセッション、「テルマタイム」にもご参加くださったのですが、そちらはいかがでしたか?

初めてビギナークラスに参加したときに、タイミングよくテルマタイムのご案内をうけ、お話も聞いてみようと思って参加しました。すごくよい時間を過ごせて、とてもよかったです。
ずっと仏教を知りたくて、でも難しい本を読んで一人で勉強するなんて・・と思っていたんですね。テルマタイムでは、「チベット仏教とは何か」というお話を、とてもわかりやすく簡潔にお話くださり、丁寧に説明していただけたので、「あぁ、そうだったんだ!!」とすごく楽しい時間を過ごしました。

・The Blessing Cardでは、何か印象深いメッセージはありましたか?

1回目は、そんなに優しい言葉ではないメッセージが出たんですね。「その道は、本当にあなたが目指すべき方向ですか」というのが出たんです。何か悩んでいることがありますかと尋ねられて、色々と見つめるきっかけになりました。

2回目にテルマタイムに参加したときは、また違ったメッセージが出て。「あなたの歩幅がちょうどいいのです。そして、一歩ずつしっかりと歩むことです」というのが出たんです。一歩一歩進む・・という言葉に、とても納得した自分がいました。

1回目のテルマタイムに参加したときよりも、色々な状況に対して、自分の中で吹っ切れたような感じがしていたので。The Blessing Cardのメッセージを見て、「あ、そういうことなんだな」と思いました。その前はやはり、悩んでいたこともあったので、とても心に響きました。

・そのときの自分に呼応するカードを引くところが本当に不思議ですよね。
何かほかにも、お気に入りのアイテムはありますか?

インタビュー
観音さまのお守りを持たせていただいています。このお守りは、本当に2,3週間くらい前に購入させていただいたんです。最近すごく、観音さまが気になっていて、いろいろと調べたりお守りないかなと思っていたら、「あ、アマナマナに観音さまのお守りがあった」と。忘れていたわけではなかったんですが、どの観音さまのお守りがいいのかな、と思っていたので。
ちょうどギャラリーに遊びに来た時に、そのときいらしゃった他のお客さまが、尼僧さまのお守りをお持ちの方が多くいらっしゃったので、「あ、私もこのタイミングで観音さまのお守りを」と思い、購入させていただきました。

今、伊勢神宮のお守りと一緒に、巾着に入れて持たせていただいています。なぜだか、伊勢神宮のお守りと合うんですよね。やっぱり持っていると、心が落ち着くと言うか。お守りの中から、静けさが伝わってきますよね。

・伊勢神宮のお守りと一緒なんですね、とても素敵ですね。なんだか、すでにお持ちのクリスタルボールとシンギングボールも、この二つのお守りのように音の相性がよさそうですね。

とても相性が良く、心地よいですね。お互いのないものを補い合っているように、とても響きが重なりあいます。以前、持っていたクリスタルボールをひとつ壊してしまったことがあり、とてもショックで。このクリスタルボールも壊れたら嫌なのであまり奏です、ほとんどシンギングボールばかり奏でていたんです。シンギングボールは割れませんし、連れて歩いても大丈夫なので。
本当は、このシンギングボールも、スペインの巡礼旅行に行ったときに連れて行きたかったんです。

音は繊細。
その振動の深いところまで感じていきたい。

・富士山に登られてから、スペインの巡礼旅行にいかれたのですね。

インタビュー

そうなんです。今年は富士山に登ったことで、いろいろとつながっているなぁと感じています。
富士山の下りの道が本当にキツかったので、その辛さに耐えられたから、ずっと行きたかったフランスから~スペイン・サンティアゴ教会に巡礼する道を歩けるかな、と思ったんです。本当に、富士山のくだりが辛くて、あれほど辛いものはない、と思うほどだったので。1番長い下山ルートで下りたこともあり、何も植物が生えていない登山道ですし、帰りは霧もサササ~と立ち込めてきて、思わず「三途の川につながるんじゃないか・・」と思うほどでした(笑)。

・富士登山から、フランス~スペイン800kmの巡礼の道、カミーノ・サンティアゴを歩かれたのですね、すごいですね。

フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから、ピレネー山脈を越えて、延々とスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すんです。とても幸運だったのは、1日早くフランスに到着して出発していたら雨で大変なことになっていたんです。運よく雨も避けることができ、晴れて景色も見ることができて良かったです。

インタビュー

6年前に、ある人に勧められて、そこから自分で調べていきたいなぁと思っていて。けれど、自分の中では60歳を超えてから歩いてみたいなと思い、しばらくすると忘れていたんです。
そして、引っ越しをしてみたら、そこの建物が「カミーノ」という名前で、あ、巡礼だ、と思い、
富士山を登ったときに、「富士山に登る人って、カミーノ・サンティアゴ巡礼に行きたい人が多いんだよね」という話を聞かされ、たまたま今年は、日本語のガイドマップが発売されたことを友人に教えてもらったりと、色んな偶然がかさなったので「もう行くしかない」と思って行ってきました。
3週間前に、会社休みます、って相談させていただいて(笑)。

・旅を通して、ご自身で変化した部分はありますか?

帰ってきてから、色んなものを処分するようになりました。今まで自分に合っていたものが、なんだか合わなくなったような感覚があるんです。
800kmの道を歩きながら、色々と考えていますよね。800kmの間で、もうこれ以上考えることはないっていうくらい考えつくしたような気がしています。たぶん溜まっていたものが出たんだと思います。あの道は、そうやって人々が歩きながら出していく諸々を受けとめつつ、それでも神聖な気配が残っているというのはすごいなぁと思います。

スペインのサンティアゴに到着したとき、ちょっと離れた場所で、芝生に座って旧市街を眺めていたんですけれど、すごいエネルギーがある街だなと感じました。何万人という人が、一つの神聖さを求めて歩いてやってくる、何年もの間ずっと、その重なっていくエネルギーってすごいんだなぁと感じながら見ていました。

・今後の夢や目標はありますか?

インタビュー

そうですね、今はお薬に携わる仕事をしていますが、それ以外に、もっと色んなことを深めていきたいな・・と探している時期ですね。音が響く振動が好きで、ハープを少し習ったりもしていたのですが、日本的なことも勉強したいなとお琴にも挑戦してみたり。音の振動に関わる何かが広がっていけばいいなと感じています。

音は、とても繊細な世界だからこそ見過ごされている部分もあると思いますので、シンギングボールやクリスタルボール、色々な楽器に触れながら、そういった部分を探っていけたらいいなと思っています。

◆インタビューを終えて

ふわりとした空気をたたえてギャラリーにお越しくださる高橋さま。色々なワークショップにご参加いただき、「自分を磨く」ということを真摯に続けていらっしゃるお姿が印象的です。たおやかな雰囲気の中にある強さ・・富士登山や、たった一人で800kmの巡礼へチャレンジするなど、「一歩一歩」を大切にし、トライしてみる強さ・・を、語りかけて頂いたように感じました。これからますますご活躍の幅が広がる予感の高橋さま。素敵なお話を本当にありがとうございました。

By アマナマナ・スタッフ

●高橋史恵さんご愛用のアイテム・ご参加のワークショップ

シンギングボールシンギングボウル・ワークショップチベット尼僧の手作りお守り