◆チベット高僧による【平和への祈り(プジャ)】のご報告

こちらでは、チベット高僧による【平和への祈り(プジャ)】のご報告をスタッ フからお送りしています。

◆チベット寺院にお祈りのカードを送付しました!

皆様から送られてきたカード皆さまから寄せられたカードをチベット寺院にお送りいたしました。今月中には届くでしょう。こんなに数多くの平和への祈り、幸せを願う気持ちを送れることに、スタッフ一同、感無量です。
プジャ当日の様子は、追ってご報告いたします。また、プジャ当日の心がけ、日 本にいる私たちにもできる祈りなどのご案内はこちら をご覧ください。

◆プジャは無事、行われました

多くの方にご賛同いただいた、チベット高僧らによる【平和への祈り(プジャ)】は、2008年6月3日火曜日、ネパール現地時間の朝8時から予定通りスタートして、夕方4時に終了いたしました。

プジャの準備プジャの準備
  プジャのためにバターランプを1000個用意します。

場所はネパールのカトマンズ市外のボダナードにある尼僧院。 今回のプジャは、チベット語で「Zamrin Shide Monlam」という名で、「世界(一切)成就の祈り」という意味になります。さまざまなお経を組み合わせて、地球での苦難を鎮め、平和へ導かれることを祈ります。

現地は、当日は朝から晴天。そして、プジャが終了した頃、まるで清めのように雨が少し降りました。この現象は、チベットでは、吉祥なことだそう。「プジャが成功したサインです」と現地から連絡がありました。私たちにとっても、ウレシイニュースですね!

プジャの始まり
プジャの始まりは巨大な銅鑼が告げてくれます。

トルマ果物やお菓子
ヤクバターでつくられたトルマといわれるお供物
その隣には同じくお供えの果物やお菓子で一杯!

◆活仏も飛び入り参加!僧・尼僧21人による祈り

もうひとつステキなニュースは、活仏がもうひとり飛び入り参加してくださったこと。

最終的に今回のプジャに参加した僧侶は、3人の活仏を含む21人の僧、尼僧。これだけの人数のプジャは、現地ではかなり大きいほうですが、活仏が3人になったことは本当に心強いニュースでした。飛び入りしてくださった活仏は、プジャを行なった尼僧院の座主。少し前まで、カナダでのティーチングで忙しくされていたのですが、たまたま帰国中だったということで、「平和への祈り」に賛同してくださって、特別参加となりました!

通常、70歳を越える高齢では、こういったプジャにはあまり参加されないそうですが、今回は本当に素晴らしいメンバーに恵まれてプジャを行なうことができました。

チベット暦で、特にプジャを頻繁にあげる時期は、「サカダワ」と言い、お釈迦様月とか。今年のサカダワは6月4日から7月3日まで。この時期の功徳は、通常の8倍もあるとか。本当にラッキーづくめのプジャとなりました。

プジャを始める高層、僧侶たちバターランプの輝き
素晴らしい仏画に囲まれた堂内でプジャを始める高僧、尼僧たち。
  バターランプの灯りもまばゆいばかりです。

トルマ(その2)
寺院の仏に捧げられたトルマ。新年に供えて年末に壊します。 

◆清らかですばらしい「平和への祈り」

さて、プジャが始まりました。高僧、尼僧らは全員、とてもうれしそうに、そして真剣に祈りをあげて下さいました・・・祈りそのもの、もありがたいものですが、今回はとりわけ、「とても清らかな素晴らしいものだったので、必ずや祈りが光となって日本にも届いたと思います。」と現地から報告が入ったほど。

普段、あまり「見えないもの」には感じないスタッフの中にも、西麻布のノルブリンカで献香した際に、胸の辺りにグッと何かを感じたという人もいました。 「祈りの力」はきっと遠く離れていた私たちの心にも触れてくれたのではないでしょうか。

今回唱えたお経は以下の3つです。

  • 阿弥陀経(亡くなった方への弔い、一切へ長寿と大楽)
  • グル・リンポチェ(迷いからの解脱、一切への平和祈願、カルマの浄化、事故災害から守る)
  • ターラ菩薩(あらゆる祈りが叶う、平和が訪れる)。

さて、チベットでは、プジャに楽器も利用します。阿弥陀仏へのマントラを唱えながら、ギャリン(チベタントランペット)、ラトォン(チベタンホルン)、カリン(笛のようなもの。吹くだけで音階などはありません)、セルニ(白法螺)、ベル・シンバル・ダマル(太)など、その種類もさまざま。ちょっとしたオーケストラのようで、割と賑やかな印象ですが、すべて法具で、プジャのような法要に登場します。

ギャリンとほら貝
ギャリンと呼ばれるチベタントランペットとほら貝(鳴ります!)

ラトオン
こちらはラトォンというチベタンホルンです。

◆「平和への祈り」は風に乗って…

終盤、トルマを壊して、供物を僧侶たちに配り終わりました。また、プジャを行なう際には必ず、僧・尼僧に「カタ」という白い布を歓迎と感謝の気持ちをこめて首にかけるのですが、これも現地のスタッフが私たちに代わってお布施と共に贈りました。

プジャ終盤
プジャ終盤にトルマを壊します。
カタ
白い布がカタ。全員に贈ります。
僧侶たち
無事、プジャが終了して和む僧侶たち

最後に、皆さんからお送りいただいたカードを阿弥陀仏へのマントラが終了した後に焚き上げました。火に入れる前にも、祈りが無事届くように短いマントラを唱えます。

ルンタに書いていただいた皆さまの祈り、願い、言葉はすべて高僧と尼僧の手によって焚き上げられ、空に上っていきました。きっとすべての祈りが風に乗って世界にあまねく届いたことでしょう。現地からは「とても感動的でしたと一言添えられていたことをご報告申し上げます。

ルンタカードルンタガード(その2)
ルンタカードを尼僧院の庭で焚き上げます。

◆日本では、献香と「新月ナイト」ですばらしい一日に!

新月ナイト
オイルランプ

プジャ当日は、東京・西麻布のアートギャラリー・ノルブリンカで、昼は献香、そして夕方からは、新月ナイトを行ないました。昼の献香はもちろん、夕方からは約30名の皆さんとともに、小さなギャラリーで平和への祈りをプジャと共にさせていただきました。

尼僧らが調整してくださったお香の香りが、明らかに場を清めてくれるのが分かりました。夜はアルコールも入り、全員、打ち解けあった空気も、おそらく新月ならでは。新しい出会いを感じさせてくれるものでした。

今回のプジャは、アマナマナ、そしてノルブリンカにとって初めての試みであり、強いパッションで突き動かされて実現したことでした。そして、さまざまなお声をいただきました。本当にありがとうございます。

こうして、皆さんと祈りや想いと共に、「平和への祈り」を通じて、すばらしいご縁があったことを心から感謝いたします。ありがとうございました。

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