【amanamana】シンギングボウルの製法の違いと音の違い

こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。

シンギングボウル入門講座の第一回目は、「使う前に知っておきたいポイント①」についてです。

アマナマナのシンギングボウルは、一般のシンギングボウルと作り方が異なるため、それによって生じる3つの大きな特徴があります。

この特徴が美しい倍音の秘密でもあり、あらかじめ理解していただくことで、よりスムーズに使い方のコツをつかんでいただけるようになります。

今回は、作り方(製法)の違いと、1番目の特徴についてご説明します。

【製法の違い】

シンギングボウルの製法は2つあります。

まず、一般のシンギングボウルは、型に金属を流し込み、冷やし固める「鋳造(ちゅうぞう)」という製法で作られています。

鋳造のシンギングボウルは、仏壇で使われる「おりん」を、もっと手軽にしたもので、様々な模様や塗装などが施されたものが雑貨やお土産用としても人気です。

カンタンに大量生産できて価格が安いのと、組織の密度が低く、手軽に鳴らせるのが特徴です。ただ、音は浅めで均一的な波長になりがちです。

一方、アマナマナがお届けしているシンギングボウルは、熟練の職人が、熱してやわらかくなった合金を何百回、何千回も叩いて鍛えあげ、一つひとつ手作りでボウルの形に成形する「鍛造(たんぞう)」という製法で作られています。

鍛造は、6000万年前から伝わる伝統製法ですが、高度な技術、手間、時間が必要なため、継承する職人が減り、ごく一部の分野を除き消えつつあります。

もちろん、同じ鍛造でも、職人の技術や原料によって、質の違いが生じます。

アマナマナでは、高い技術を持つ専門工房とともに、職人の技術の継承と育成に力を入れてきました。

そして、この高い技術の「鍛造」によって、アマナマナのシンギングボウルには、3つの特徴があります。
今回は、この1番目の特徴について説明していきましょう。

【1番目の特徴:ひとつひとつ形、音に違いがあり、それぞれの個性がある】

鍛造(たんぞう)で作られたシンギングボウルは、形や音にひとつひとつ個性があり、すべて異なります。

つまり、鍛造シンギングボウルとの出会いは、全く同じものに出会うことがない「一期一会」なのです。

工業製品や鋳造(ちゅうぞう)の場合、一般的にはハンドメイドであっても、同じものを大量に、安く、早く、効率的に作ることが目的です。

ところが、私たちは、シンギングボウルに画一性を求めずに、できるだけ、一つひとつの「違い」を出すようにしています。

そのため、たとえば次のようなことも生じます。

・完全な円形でない
・大きさ、重さがそれぞれ異なる
・ヨレ、くぼみ、小さな穴、キズなどがある

これらは、職人の個性やその時々の条件も影響しますが、多くは、叩く過程で表面に押し出されてきた気泡、金属のヨレなどです。

選別して省いたり、研磨・塗装することで見えにくくすることも可能ですが、できるだけ余分な加工を加えず、素に近い状態を残しています。

その理由は、実はこうした個性的な外見のシンギングボウルの方が、むしろ、すばらしい倍音と癒しをもたらしてくれることが多いからです。(これについては後日説明します)

私たち人間もそうですが、ひとりひとり皆、外見も中身も異なります。

すべてを同じようにしようとするより、それぞれの違いを認め、良さを見出して伸ばしていくプロセス自体も、癒しと気づきのために重要な要素だと考えています。

※通販でご購入された方で、どうしても外見を優先される場合は、一回に限り、交換対応もしていますのでご相談ください。ただし、アマナマナでは表面を研磨加工したシンギングボウルは扱っておりません。

さて、今日は「使う前に知っておきたいポイント①」として、シンギングボウルの製法の違いと、それによる1番目の特徴【ひとつひとつの形、音に個性がある】についてお伝えしました。

明日は、残りの2つについてお伝えしていきます。こうした特徴が、これからお伝えする使い方にも大きく関係してきますので、ぜひ明日も楽しみにしてください。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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