【amanamana】 シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツと奏でる方法

こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。

シンギングボウル入門講座の第四回目は、「シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ②」についてお伝えします。

【奏でる】

今日お伝えするのは、シンギングボウルの縁をスティックでこすり、音を出す方法です。

スティックをシンギングボウルの縁に平行に押しつけるようにし、時計回りに回します。しばらくすると、シンギングボウルが底から振動し、ブーンという複数の音が重なる音(倍音)が出始めます。

鍛造のシンギングボウルは、組織の密度が高いため、最初は振動させづらく、音が出るまでに少し時間と力がかかります。

しかし、一度出るようになると、一般のものとは異なる、長く深い倍音を生み出すことができるようになります。

コツとしては、最初にしっかりと力をいれて押しつけるようにすること、そのためには、基本のスティックの持ち方を守り、腕全体を使うことです。(倍音が出せないという人の多くは、この時のこすりつける圧力が足りないようです)

手先だけを使って回そうとせずに、スティックと手や腕が一体化し、上半身全体がつながっているイメージで行うといいでしょう。

また、音が鳴り始めてからでも、途中で「カタカタカタ」という金属音が出てしまうことがあります。

それは、シンギングボウルの振動が強まり、それまでのスティックの圧ではコントロールできなくなったのが原因です。スティックを持つ圧力を維持しつつ、回す速度をスピードダウンすると改善します。

こうしてシンギングボウルを奏でているうちに、自然に雑念が消え、意識が集中できるようになります。逆に力が入りすぎたり、ゆるみすぎたりすると、振動でスティックが弾かれて、不快な金属音が出てしまいます。

ここでは詳しく説明しませんが、いい音を保つには、体の力が抜け、呼吸も整っている必要があります。そのため、生み出される倍音の質は、きちんと円を描く動きを続けられているかどうかのバロメーターにもなるのです。

シンギングボウルのサイズ別、鳴らし方別の動画もご参照ください。

さて、今日は、「シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ②」として、【奏でる】方法についてお伝えしました。

入門講座で学んでいただく内容は、5段階に例えると1段階目にあたります。さらに深めたり、レベルアップするためには、いくつかの型やテクニックがありますが、まずはこの基本ができるようになるのが第一歩です。ぜひ、がんばって続けてみてください。

次回は「シンギングボウルが鳴らない3つの原因と対策」として、本日のやり方でやってみたけれど、思うように鳴らないという時の3つの原因と対策について説明します。

本日もお読みいただきありがとうございました。
次回も引き続きよろしくお願いします。

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