【amanamana】シンギングボウルの手入れのポイントと浄化法①

こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。

シンギングボウル入門講座の第九回目は「シンギングボウルの手入れのポイント」と「浄化法①」についてご紹介します。お問い合わせが多い質問ですので、お手入れ編と浄化編と2つにわけて説明します。

では、早速始めていきましょう。

【シンギングボウルの手入れのポイント】

まず、お手入れで最も大切なことは、湿気や水分を避け、使用後は乾いた柔らかい布で、必ず指紋や汗などを拭き取ること、これに尽きます。

日本は湿気が高く、最近では室内でも加湿器をお使いの方が多いので、手入れをお忘れにならないようにしてください。

布は、やわらかく傷がつかないものであれば、特に指定はありませんが、綿やマイクロファイバータオルなどを使っている方も多いようです。

また、棚などにはしまわずに、風通しの良い場所に置きましょう。やむをえない場合は、できるだけ乾燥している場所を選び、乾燥剤を使うなど、湿気には十分注意しましょう。

湿度や温度が高い場所、直射日光の下などに置いたり、そのままにしておくと、跡が残ったりサビ(緑青)の原因になるためです。

万が一、サビが出てしまった場合は、ゴシゴシと強くこすらずに、柔らかい布や綿棒などを用い、少しずつていねいに落としてください。

サビ取り剤を使う場合は、変色する可能性があるので、目立たない場所で試しながら、慎重に行うことをおすすめします。

【浄化について】

次に、浄化について説明します。

「浄化」とは、論理的な説明がむずかしいのですが、あえて言葉にするなら、あなたの目的や理想の状態を阻害する「ネガティブな要素を解消」し、「理想の環境をつくる」こととも言えるでしょう。

うまく言い表せないけれども、感覚的に良くないと感じること、モヤモヤ、よどみなどへの対策をさすことが多いようです。

シンギングボウルの浄化が必要と感じられたときは、ぜひ以下の3つの方法を試してみてください。

【一つ目の方法:チベット香を用いる浄化法】

まず、シンギングボウルをしばらく使わなかったり、なんとなく、響きがよどんできたように感じられるときは、ぜひチベット密教で使われるお香を用いてください。

アマナマナでは、浄化におすすめの​チベット・真マントラ香​を取り扱っています。

シンギングボウルの近くでお香を炊き、煙を全体に行き渡らせます。火や熱がシンギングボウルに直接あたらないように注意しましょう。

チベット密教でのお香はよどみの原因とされる飢えた鬼(餓鬼)を癒して帰っていただくだけでなく、より高度な存在である神仏を迎えるために用いられます。

そのため、儀式で用いられるレベルのもの、人工的な香料や着色料、増粘剤などの化学物質などを用いていない品質のものを選んでください。

今日は「シンギングボウルの手入れのポイント」と「浄化法①」についてお伝えしました。お読みいただきありがとうございました。

明日でシンギングボウル入門講座は終わりとなりますが、最終日は「シンギングボウルの浄化法②」についてお伝えします。

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