【amanamana】レベルを上げるティンシャのプロ用の鳴らし方の基本!

こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。

アマナマナのティンシャの使い心地はいかがですか?

今日は、プロのためのティンシャの使い方講座の第二回目として、「レベルを上げるプロ用の鳴らし方の基本」についてお伝えします。

ティンシャの基本的な鳴らし方は以下の3つです。

【レベルを上げるプロ用の鳴らし方の基本】

■その1: ティンシャの両端を下向きに打ち合わせる

日本では、もっとも一般的な方法です。左右両手で革ひもを短く持ち、静かに左右からティンシャの両端を打ちます。清らかな音色が空間に響き渡っていくのを感じることができます。

■その2: ティンシャの裏側を上に向けてやさしく打ち合わせる

両指がティンシャに触れるほど革ひもを短く持ち(ティンシャに手が触れても美しい音を奏でます)、ティンシャを上に向けて、左右の端を打って鳴らします。その1の方法より、天井や広い空間に向って、広く音を響かせることができます。

■その3: 十字に打ち合わせる

左右それぞれの手でティンシャの革ひもの付け根を持ち、裏側を上向きにして十字に打ち合わせます。チベット寺院等でも僧侶らが採用している、鋭くパワフルな音が出る方法です。

この3つは、それぞれ目的やシーンによって使い方が異なりますが、共通のポイントは、「ティンシャの持ち方」です。具体的には、「できるだけティンシャに近い部分の紐」を持つようにしてください。

時々、1の方法で、紐を長く持ち、ぶらぶらとゆらして打ち鳴らしているケースがありますが、紐はティンシャに近い1cmくらいのところを持って鳴らすのが良いでしょう。

紐を長くして使うと、うまくぶつからずに打ち損ねてしまい、割れた音が出たり、二度打ちしてしまったり、最悪は空振りしてしまう可能性があるからです。

特に、ヨガのシャバーサナやセラピーの終わりなど、リラックスした後に鳴らす時には、こうした失敗を避けたいものです。

小さすぎたり、軽すぎるティンシャの場合、根本に近い部分を持つと響かなくなってしまうことがありますが、アマナマナの法具ティンシャの場合、その心配はありません。

【ティンシャの音の出し方】

まず、ティンシャは左右2つがそれぞれ陰陽の対になっており、左右を打ち合わせることで、完璧なる宇宙の真理を音として表現します。つまり、2つの異なるものが「出会い」「交わる」ことで、「真理が誕生する」という象徴でもあるのです。

そのため、決して強く打ち鳴らす必要はありません。また、気持ちが揺らいでいるときは、いったん呼吸や気持ちを整えてからにしましょう。

息をゆっくりと吐きながら、できる限りやさしい音を出すように意識します。すべての音が聞こえなくても、実際には深く長く、力強い響きが生み出されています。

コツとしては、勢いをつけてぶつけようとするのではなく、ゆっくりと近づけ、2つがぶつかる瞬間に、ティンシャ同士を平行に打ちます

ティンシャ同士が離れる時も、気持ちを切らさないようにし、円を描くようにゆっくりと終えてください。

次回は、「プロのための使い方と注意点①」として、クラス、セッション、セラピーなどの前に使う方法を説明します。

お読みいただきありがとうございました。

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