チベット高僧とのコラボレーションブランドamanamana(アマナマナ)のプロデュースやチベットの心の知恵や癒しの発信、東京・西麻布のシンギングボウル・サロンにて各種講座等の企画・運営。3男児の母。チベットやアマナマナの情報を綴っています。
あのマントラの意味は・・・?
クリハラです。
そういえば、皆様とシェアしたいチベットの知恵をおひとつ。
アマナマナがお世話になっている
ケンポ・カルテン・リンポチェから届いた色紙(↓下の色紙)なのですが!
このマントラが一体、どういう意味なのか・・・
チベット語も仏教も学びが浅い私にはサッパリわからず、
昨日、やはりTerma Timeの記事でご紹介した牧野宗永さんにお尋ねしたところ、
お忙しい中、ていねいに、ていねいに教えていただきました。
そして、これは・・・
「オム・アー・フン」
という、すばらしく加持力のあるマントラ
ということがわかりました。
牧野さん、ありがとうございます!!!!!
牧野さん、本当にノルブリンカの知恵を支えてくださっています。
そして、皆さん、牧野さんの金曜夜のTerma Timeは、本当におすすめです。
ご自身の心の状況に合わせて、高僧らの言葉を解きほぐしてお話してくださる、
日本ではノルブリンカだけのライブセッション。
ぜひ、一度体験してみてくださいね。
*次回の開催は未定です。
以下、牧野さんの解説です。
オム・アー・フンは数あるマントラの中で最もベーシックであり、
しかし密教ならではの重層的な意味を持つマントラだといえます。
通常仏教はわれわれ一般の人間の行動を
身(体の行い)口(言葉の行い)意(心の行い)
の三つに分けますが、これらの行動はどれも煩悩によって汚されています。
しかし、悟りを得た仏陀たちの行いは煩悩に汚染されていないので
彼らの身口意の行いは汚すことの出来ない金剛のようなものとされています。
オンはこのような仏陀たちの金剛のような身体の行いを表し、
アーは金剛のような言葉の行い、
そしてフンは金剛のような心の行いを表しているといわれています。
それゆえ、このマントラを唱えることによって
すべての仏陀たちの余すことのない加持が得られるとされています。
・・・すばらしい!
そして、こんなありがたいマントラを送ってくださった、
遠く離れた地にいらっしゃるケンポ・カルテン・リンポチェにも改めて、
感謝の気持ちでいっぱいです。
リンポチェ、ありがとうございます!