2016/03/15

第11回 アマナマナ・ロゴケース開発担当 瀬口さやかさん

         

アマナマナでは、高僧のメッセージカード「The Blessing Card」の新作「緋(あか)カード」の製作にともない、収納や持ち運びに活用できるオリジナルケースの開発を検討していました。その過程で出会ったのが、「他ではやらないことをやる」という姿勢にこだわる本多プラスさんでした。

The Blessing Cardの実物にも触れていただき、体験もしていただいたところ、そのメッセージは開発担当チームの間でも好評となり、社内でも盛り上がっていただいたとのこと。そんな開発担当チームの瀬口さまから、The Blessing Cardの感想や新たに開発した専用ケースへのこだわりを伺うことができました。

本多プラス株式会社 
アマナマナ・ロゴケース開発担当:瀬口さやかさん

「ドキっ!」実際に試したことで、プロジェクトへの理解が深まった

・The Blessing Cardの緋シリーズが新登場し54枚x2の108枚となることを受けまして、アマナマナではオリジナルのケース開発が必須と考えておりました。そこで、製品開発のこだわりとオリジナリティに惹かれ、アマナマナのブランドマネージャー、クリハラより新しいケースの開発をお願いすることとなりました。

開発に先駆けて、私どものThe Blessing Cardをサンプルとして手にされたとのことですが、実際にお試しはいただきましたでしょうか?

はい、最初に打ち合わせをさせていただいたときに、サンプルとしてThe Blessing Cardの最初のバージョン(白)を2組お預かりしたんです。当初は、ケース開発のサンプルとしてサイズを測るためのお預かりだったのですが、クリハラさんよりこのカードが作られたきっかけや、ひとつひとつへの言葉への大切さ、そしてご活用されている方のエピソードなどを伺っているうちに、私もこの全く新しいカードに興味を持ちました。

特に、社内には女性が多いので「こういうのがあるみたいです」と紹介したところ、みなさんドキドキしながらも、「ひいてみたい!」とその時は、かなり話題が集中。一人一人に引いてもらったところ、みんな心あたりがあるカードばかりが出たようで、「ドキっ」としたり、「ズーン」と胸に響くカードが出たりした、とビックリされましたね。中には、「うわー、どうしよう」って叫んでいたスタッフもいました(笑)。男性の上司にも好評で、東京クリエイティブ・オフィス(本多プラスさんの東京営業所)でずいぶん反響を呼んだんです。

・そんなにたくさんの方にお試しいただけたのですね。このカードの魅力は、実際にその言葉に触れてみないと分かりづらいと思っていますので、こうして多くの方に体験いただいたことが、本当にうれしいです!本多プラスさんの社内の雰囲気や、実際にモノに触れながら開発していくという姿勢が、とても身近に感じられました。

・ところで、瀬口さまにとっての印象的なメッセージは何かありましたか?

インタビュー

はい、ありました。それを引き当てたとき、ドキっとしたので鮮明に覚えていますね(笑)。「ちゃんと人に優しくしていますか?」というものだったと思います。このメッセージを見た瞬間に思い浮かんだのは、やっぱり身内のことでした。身内だとやっぱり言いたいことを言ってしまうことがあり、あとから振り返って「あのときキツイことを言ってしまったなぁ」なんて思うこともあったのです。そんなときにでたこのメッセージは、「あぁ、やっぱりよくないな」と気持ちを切り替えるきっかけとなりました。

The Blessing Cardをひくと、今の自分や、行いを誰かに見られていたような気になり、ハッとさせられたり、自分自身を振り返ろうという気持ちになりますね。

あまりにもスピーディに決まった「新たな規格品」

・ケースの開発に関するお話をさせてください。クリハラからは、無理難題やかなりのリクエストが入ったようですが・・・?

新たなケースを開発するに当たって、細かなリクエストをいただくのは当然のことです。いただいた内容をどのように反映していくか、その中に当社のオリジナリティをどうやって発揮していくか、についてじっくりと検討させていただくお時間もいただけましたので、スムーズにお話を進めていくことができたと感じています。

The Blessing Cardは、実際に108枚分を手にしてみると、私たちが想定していたサイズよりも大きく、手持ちの規格サイズに合うものは残念ながらありませんでした。それならばオリジナルで型を起こして製作をしていこう、という流れで進めていたのですが、実際に寸法を計算して検討していくうちに、アマナマナさんのオリジナルのみというよりは、弊社の新しい規格サイズとして作ってしまおうという流れになりました。

新しい規格品なんて、そんなに頻繁に作るものではないですし簡単には決めることはできないものなのですが、なぜか今回は、クリハラさんとのお話し合いの中で私たちとしても驚くほどスピーディに決断し、進めていくことができたんです。お互いに協力し合って、最高のものを世に送り出していきたいという思いが一致したからではないかと感じています。

・それも、The Blessing Cardのおかげでしょうか(笑)?

・ところで、この企画をきっかけとして、新たな規格品が誕生したということに驚きました。・・・ということは、新しいケースは、The Blessing Cardとの利用だけでなく、いろいろ使える、ということですね。例えばどのような活用法があるのでしょうか?

インタビュー

The Blessing Cardの利用法としては、カードをケースに入れ、カバンの中にコンパクトに収納して持ち運びすることができますし、また、汚れがつきにくくなりますし、ご自宅でもバラバラになることなく保管できます。また、ケースに入れた状態でも、おみくじを引くときのような感覚でカードを引いていただけます。

そして、おっしゃる通り、このケースのサイズであれば、かなり色んなことに活用していただけます。比較的、直径が大きめにつくられていますので、ペットボトルがそのまま入りますし、ハーフボトルのワインやシャンパンボトルなどを入れることもできます。大切な方へのプレゼントの際にThe Blessing Cardのブランクカードにメッセージを添えて、特別なプレゼントとしていかがでしょう。

また、Tシャツ、Yシャツ、下着などの衣類もクルクルと丸めて入れていただくことでシワを防いで保管・持ち運びができますね。あとはサングラスや筆記用具など・・・、しかもスライドを調整すれば、大きさも自由に変えられますので、収納できるものは無数にあると思いますよ。さらにプラスティックですから、水に強いですよ。濡れた水着、タオル、汗をかくホットヨガなどのあとのウェアケースにはぴったりです。

・本当に日常にフィットする、シンプルだけど奥深いケースですね。The Blessing Cardやアマナマナがお伝えしたい、「シンプルで奥深い」というテーマに本当にぴったりです。色もアマナマナにピッタリの白色であることも魅力的です。そうそう、アマナマナのお香なども入れていただけそうですね!

インタビュー

はい、お香なども割れやすいものなので、ケースを活用いただければアクティブにお持ち歩きいただけますね。このケースの色は、今回、陶器のような美しい白色になりました。

これらの点は無事乗り越え、シンプルで、美しい色になったと思います。アマナマナのロゴもマークも、私たちの期待以上に美しく彫りが白地に映えました。「白」もさまざまなトーンの白がありますので、迷われる方が本当に多いのですが、すぐに決めていただいたので、とてもスムーズでありがたかったです。

オリジナリティという点での、考えの一致

・何度目かの打ち合わせの際、ケース内でカタカタとなる音を軽減するためウレタンをご提案いただきました。ひと手間のかかることも気にしてくださりありがたかったです。クライアントだけでなくユーザー目線でのこだわりが細かい部分にまで反映されているなと感じました。このあたり、何か心がけていらっしゃることはありますか?

当初、カードに対してピッタリサイズではなかったことがすごく私の中で気になっておりました。クリハラさんが、ヨガの先生やヒーリングをされる方がこのカードを持ち歩いて教室やサロンでお使いになることも多いんです、とおっしゃるのを聞いて、「カタカタなる音」はヒーリングのイメージにはあわないな、と思ったのです。

そこで、「カタカタ音」と「サイズ」という課題点を改善したく考えている中で、「あ!ウレタンはどうだろう」というアイデアがひらめいて、ご提案につながったんです。製品に対して、自分がスッキリしていない部分を放っておかない、ということが私たちの一番こだわっている点かもしれません。「自分がお客様だったら」という感覚ですね。お客様の立場に立った時に、どのように向き合ってもらえると嬉しいだろう、というようなことを考えています。

そして、自分ひとりでやるのではなく、スタッフがいますから。スタッフみんなで相談をして、私では考え付かないようなアイデアを持っていたりするので、一緒に取り組んでくれるスタッフの力がとても重要ですね。今回のアマナマナさんのケースの中のウレタンも、みんなで話し合って、いろいろと意見を集めました。

・紙箱は壊れたら捨てられ、ごみになります。でも、美しいデザインで、よく考えられたプラスティック製品であれば、逆に長く使ってもらえて、エコに繋がるという御社の姿勢にも感銘を受けました。

インタビュー

はい、プラスティック自体が環境破壊だと言われることもあるのですが、捨てない、捨てられないケースという意味で、エコに繋がっていくのではないかなと考えています。「リユース」をメインに考えているプラスティックケース、ですね。「これはエコではないんじゃないか」というお客様には、「これはリユースできるエコです!」といつもお伝えしています。

私たちの会社のコンセプトとして「人のやらないことをやる」というのが大きくあります。お化粧品やアパレル用品へのケース・容器に始まり、素材開発、今までやったことのない形など、常に新しい視点で毎日取り組んでいます。この点をアマナマナのみなさまにご理解いただけたことがうれしかったですし、私たちもこの企画はなんとしてもよいものを創ろう、成功させようという原動力となりました。ありがとうございます!

これからも、本多プラスだからできること、本多プラスしかできないことを、お客様と一緒に作っていけたらと思っています。今回仕上がったケースと共に、The Blessing Cardが多くの人の手に渡り、そしてこれらの素敵なメッセージが届いていくといいですね!

◆インタビューを終えて

柔らかな関西弁で、ニコニコをお話をしてくださった瀬口さま。初めてThe Blessing Cardを手にとっていただいたときの社内でのエピソードや、瀬口さまご自身のお心に響くメッセージをお聞かせいただきました。そして、今回アマナマナ・ロゴケースが誕生するまでのさまざまなエピソードは、一人のプロとして、凛としたまなざしでお聞かせくださり、とても素敵でした。さまざまな方の想いとご縁が、また新たな製品誕生へと繋がりました。The Blessing Cardとこの新ケースが多くの方のお役に立てますように。

By アマナマナ・スタッフ

◆インタビュー裏話

The Blessing Cardと同時発売になったアマナマナ・ロゴケース。実は、ケースは突然製作が決まり、本多プラスさんにご相談したのは発売予定日のほんの2ヶ月前でした。それでもご担当の瀬口さんは、最初のお打ち合わせから一貫してニコニコと開発ご協力をしてくださった上に、無理・難題をニヤニヤしながらお願いする私に(笑)、設計図やサンプルができるたびに私の事務所まで、とてもおしゃれなオレンジの自転車で颯爽と風を切ってお越しくださいました(なんと本多プラスさんまでは徒歩10分、自転車で2-3分の距離!)。

クリエイティブにモノを創っていこうとする方々に一貫して言えることは、「組むべき正しい相手」と組むと、ビックリするほどサクサクと素晴らしいモノが出来る、ということです。今回の本多プラスさんとアマナマナのコラボレーションは、まさにその典型例。スゴイことを、当たり前に進めてくださった瀬口さんと本多プラスさんのチームに心から感謝を申し上げたいと思います。そして、この多種多様に活用できるアマナマナ・ロゴケースを一人でも多くの方にご活用いただけたらと願ってやみません。

By アマナマナ・ブランドマネージャー クリハラ

【ご案内】

◆本多プラス株式会社さまとの共同開発で完成したアマナマナ・ロゴケースはこちら

◆社内でもご好評いただいた、The Blessing Card はこちら

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