チベット高僧とのコラボレーションブランドamanamana(アマナマナ)のプロデュースやチベットの心の知恵や癒しの発信、東京・西麻布のシンギングボウル・サロンにて各種講座等の企画・運営。3男児の母。チベットやアマナマナの情報を綴っています。
品のよいお客さま
アマナマナのように、
典型的なネット通販と、
サロンでの販売を
両方運営していますと、
前回の記事でも
お話しましたが、
オンラインショップや
小売業をしている他店の
様々な記事やエピソードに
触れるわけですが、
アマナマナは・・・
恨みを買うことも、
足を引っ張るような
嫌がらせを受けることもなく、
お客さまからは、
(お客さまですのに)
むしろ貴重なお時間と
高いエネルギーを
アマナマナのために使ってくださり、
アドバイスやご進言を
いただくほど。
(サイトの誤記載は、
ほぼ100%お客さまからの
メールとお電話にて
ご指摘いただいております…大汗)
アマナマナは、
どうしてこれほどまでに
お客さまに恵まれているのか、
ということに
感謝を感じないでは
いられません。
先週から、
メールお便りをお読みの方には
お伝えしている
数量限定の販売アイテムも、
お1人様1点まで、
とお伝えすると、
お一人でうま味を
すべてむしり取るような
購入をされる方は
ほとんどお見かけせず、
ご自身も購入されながら、
できるだけ他の方にも
この楽しいショッピングの
チャンスを譲ってくださるので、
ご用意したアイテムが程よく
多くの方に届いています。
(毎回、ご用意できる数が
どうしても少ないので、
あっという間に完売になってしまい
申し訳ないのですが…)
昨日のサロンは、
お盆休みの前日だったせいか、
開店30分前からお客さまが
猛暑の中、外でお待ちに
なっておりまして、
スタッフ勝村が急遽、
準備を急いで、30分前から
開店してくれました。
さほど広くもない
あのアマナマナのサロン内に、
外国人の方も含む7名のお客さま。
ちょっと混雑気味かな、
と思いましたら、
皆さま、他のお客さまの
邪魔にならないように
さりげなく心地よい距離で
3つのグループに分かれ、
展示されている
ティンシャやシンギングボウルを
譲り合いながらお選びに
なっていました。
何という品のよさ!
楽しく、快適な時間に
感動しながら、
事務所に戻りましたら、
みずがめ座の満月から、
毎朝咲いてくれている
睡蓮の花が
私にこんな満面の
笑みを向けてくれました。
手元のiPhoneで撮りましたが、
一切画像修正なしのすっぴんで
この鮮やかさです。
(泣けるほど美しい・・・)
人生いろいろ起こりますが、
ごほうびも、喜びもちゃんと
こうして美しい人を通じて
受け取れるのですね✨
神さま、本当にステキなご縁を
ありがとうございます
アマナマナは、
本日からお盆休業となります。
メールでのお問い合わせ、
サロン業務は8/16まで
お休みをいただきます。
ご注文品の発送は、
17日より順次再開いたします。
どうか皆さまも
よいお盆休みとなりますように
なお、ご注文は、
無休でお楽しみいただけます。
現在、5000円以上(税別)で
送料無料ですので、
どうぞご利用くださいませ
Have a great summer
こころの中の小さな神様
台風5号が吹き荒れた週末、
友人家族が山梨に家を新築し、
ありがたくも招待くださったので、
お邪魔したのですが、
その週末に合間に読もうと
持っていったのがこの本です。
すでにお読みの方も
いらっしゃるかもしれませんが、
2年前、最愛の夫を、
旅行先で突然死で亡くした、
Facebookのナンバー2、
シェリル・サンドバーグ氏の
最新刊です。
彼女が夫を亡くした際、
Facebookに投稿していた、
夫への愛と知性に満ちた
メッセージがとても印象的で、
自分の心の中を
言葉で表現するのが
とても上手な方だな、と
思っていたので、
最愛の家族であり、
夫を亡くした彼女が、
精神的にどのように
立ち直っていったのか、が
書かれたこの本は、
ぜひ読みたいと思っていました。
彼女が夫の死後、
じりじりと心に痛みや悲しみ、
人に言えない悩みを
感じていたころの描写は
とてもリアルで引き込まれる一方、
人は、あるきっかけや
心がけがあることで、
思ったよりも早く、
このように“必ず”立ち直って
いけるのだ、という、
心の、人の、回復力、
生きる力に静かな感動を
覚えます
さて、
そんな読後感を感じながら、
台風の中、山梨から戻り、
翌朝、PCを立ち上げたところ、
最初に目に飛び込んできたのが、
メロンが全滅した(させられた?)
北海道の農家の方のブログでした。
どうやら、
人の妬みや嫉みが絡んで、
メロンが全滅に至るまで
何者かに意図的に枯葉剤を
まかれたようで、
なんと、
約6,600個のメロンが枯死。
その無残な画像が、
ブログに掲載されていました。
人の死ではありません。
でも、農家さんにとっては、
何か月も育ててきたメロンは
わが子同然、愛おしい存在
だったことでしょう、
あまりの悲劇に、
同情を禁じえず、
初めて訪問したブログでしたが、
どれほどの悲しみだったのかと、
思わずブログを読み込んで
しまいました。
気の遠くなるような数の
メロンの苗がしおれて、
土の上にはおびただしい数の
メロンが死体のように
転がっている恐ろしい写真が
ブログに何点も掲載されていました。
まるで大量虐殺です。
目の前に広がる
このありえない絶望的な状態なら、
メロン農家を投げ出しても、
誰もが納得するでしょう。
その農家の方は、
お客さまにメロンの壊滅的な状況と
出荷できないお詫びを、
悲しみを一身に抱えて、
泣きながらお一人おひとりに
連絡を入れたそうです。
そうしましたら、その後、
全国から返事をしきれないほどの
励ましやサポートを申し出る
メッセージがとどいた、
というのです。
そして、
苦難に満ちた日々の後に
最新のブログ記事には、
「この世に神はいない」の
小見出しの下に、このような
言葉が書かれていました。
「なんだよ、
神様っているじゃないかよ。
こんなに多くの人の『心の中』に
小さな神様が
いっぱいいるじゃねーかよ!」
思わず、
「本当にそうですね。
その通りですね!」と
その言葉に私の心も
喜びで震えました。
そして、
この農家の方が、
絶望の淵から一歩一歩、
これからの方向に向いて、
進まれていることで
読んでいた私も
幸せな気持ちになりました。
人間ってスゴイ、
人間の心ってスゴイ。
チベットには、
人間はすべて、
仏とおなじ心の性質を
宿していると、
考えられていますが、
心の内なる神さまを
もっともっとみんなが
感じられたら、信じられたら、
もっと自分の中に
自信や誇りや喜びも
生まれそうです。
昔は、
「お天道様が見てる」
という言葉がありましたが、
自分の心の中に、
神様が一人いると思ったら、
憎しみや悲しみ、
妬みや嫉みを感じたときは、
その神さまとそっと対話したり、
その神さまが見ているから、
と思うだけで、
悪しき行いを選ぶことも
少なくなりそうですよね。
日々の中に起こる
様々な出来事に対して、
最善の選択をする努力が
人の心を鍛え、
幸せの扉を開く力を
高めてくれるのだなと思います。
この週末、
人生で最もつらいだろう
体験をした人たちの苦しみと
希望に向かう姿に触れ、
人間のこころの力に
改めて感動しながら、今日、
みずがめ座の満月を迎えました。
その苦しみは延々には続かない。
今日ここに生きて
呼吸しているだけで幸せ。
そんな喜びと希望を
すべての人が
心の小さな神様とも一緒に
分かち合えますように