チベット高僧とのコラボレーションブランドamanamana(アマナマナ)のプロデュースやチベットの心の知恵や癒しの発信、東京・西麻布のシンギングボウル・サロンにて各種講座等の企画・運営。3男児の母。チベットやアマナマナの情報を綴っています。
新月のその時、広島の、
まだ夏が真っ盛りの頃、
飛行機のマイレージが
この10月に切れることに気づき、
家族全員の予定を
確認したところ、その時点で
全員の都合が合うのは
9/30から10/1-2の週末だけ。
あと先も考えず、
とりあえず予約だけは
入れておこうと、
以前から子どもたちと
訪れたかった広島に
国内線の予約を入れました。

後日、その週末は
てんびん座の新月だと
気づいただけでなく、
広島カーブはこの夏、
なんと、25年ぶりの優勝。

広島じゅうが感涙した
常昇魂のエネルギーは言わずもがな、
何だかその日程の特別感と
広島とのご縁がぐっと近づき、
もうワクワクが絶頂に(笑)
少し前にも書きましたが、
新月に迫った数日前に、
自分の周りの空気が、
すーっと軽くなり、
今までとは全く違うと
感じていましたので、
今回の旅には、
どんな意味があるのか、
出会いがあるのだろうと、
とても客観的に自分を
見られる心境になりました![]()
そんなタイミングの旅は・・・
実におだやかで、スムーズで、
まるでエスカレーターに
乗っているかのよう![]()
実際はドタバタやしまった~💦
・・・もあるのですが、
それが自分の中に
溜まらない感覚と言いますか、
気にならないのですね。
金曜日の羽田からの最終便で、
広島に入り、朝イチで向かった
広島の原爆資料館![]()

ちょうど新月を迎える時間に
私は8/6の朝8時過ぎ、
広島の上空600メートルで炸裂した
原子爆弾の熱線に焼かれた
人々の遺品やとろけた瓦、
人の影まで焼き付けられた階段、
苦しいうめき声が聞こえてきそうな
数々の画像と対峙していました。
自分の内側から、怒りでも、
悲しみでもないけれども、
何か強烈な何かが
どこからかこみ上げてきて、
涙や戦慄になって、
耳の穴や体中の毛穴を通して
抜けていきました。

この後に残った自分は、
諦めるわけでもなく、
誰かを責めるわけでもなく、
そして戦うわけでもなく、
展示品があまりに正視できず、
歩くことができなくなった
三男を抱え、
静かに静かに息をしながら、
人間の愚行と愛の在り方について、
こんがらがった情報を
ほどいていました。

話してくださって、ありがとう。
教えてくださって、ありがとう。
受け止めてくださって、ありがとう。
安らかに眠ってください。
過ちは繰り返しませんから。




















































